21.11.23
キク(菊)はキク科キク属の植物です。秋に咲く花ですが、短日性植物で電照灯を使用したりして周年供給されています。バラやカーネーションとともに生産高の多い花です。日本では観賞用の多年草植物として発展した菊を和菊、西ヨーロッパで生まれた品種を洋種と呼んでいます。
菊は元々外来種なのですが、中国から観賞用や薬草として伝来したようです。宮中では明治時代まで菊の節句と呼ばれる重陽の節句があって、現在でも皇室園遊会(観菊御宴)としておこなわれています。
世界的にみて、キクは墓参に使われることが多く、その慣習として故人への供花とされ、病室へのお見舞いの花としては忌み嫌われています。
白い菊の花言葉は「真実」